敷地面積:148.02㎡(44.77坪)
延床面積:住宅 104.94㎡(31.74坪)
家族構成:大人2人、子ども3人
性能値:C値 0.4/UA値 0.34
建築家:山本清美
住宅街での家づくりを検討し、和賀組の持ち土地にお問い合わせ頂いたお施主様。45坪の土地に、当時家族4人で「狭くない・子育てしやすい」をテーマに家づくりが始まりました。
完成した二階建ては、回遊動線がポイントとなりました。吹き抜けたテラスの採光や、窓の位置など土地を読み解き、お施主様のライフスタイルに沿って考え抜かれた設計は、家族がもう一人増えたあとも暮らしやすい31坪のプランです。
玄関ドアを開けると飛び込んでくるのはトラディショナルな北欧スタイルの木製ドア。
クラフトレーベルの内装ドアが間仕切りしつつ空間を演出。
土間の右側には家族用のシューズクロークが用意されています。
夫婦の会話、子どもとの会話、身近に感じられる位置関係が絶妙なリビング・ダイニング。
柱に取り付けたアンティーク風のダブルフェイス時計が空間にちょっとしたアクセントを持ち込んでいます。
無垢床は時の流れとともに色や風合いが変化します。その時々の記憶を刻むモノ。
子どもや家族の健康を考え、非VOCな無垢材を採用しました。
階段を構成するササラを極限まで細く仕上げた鉄骨階段。
鉄黒と無垢床の雰囲気は秀逸。
外壁には杉を採用。交互に塗り分けた縦縞模様は時とともにコントラストに変化をもたらします。
白の金属外壁を基調とした二階建て。さりげなく見える壁や天井の木の質感が佇まいに奥行きを与えています。