不易流行vol.97
令和6年度第62期が始まり、新しい仲間が1名加わり社員役員78名でのスタートとなりました。⼊社式・経営⽅針発表会後の記念講演はフリーアナウンサーの⽯川⽂⼦⽒にお願いしました。「⾔霊(ことだま)」と「顔施(がんせ)」という⾔葉を⼤事にしているそうで、「プラスの⾔葉を使う・にこやかな表情で⼈に接する」事の重要性を分かりやすくお話頂きました。 4/7 岩崎栄町のわら⼈形「⿅島様」の⾐替えが⼆年振りに⾏われました。これは疫病や悪者などが地域の中に⼊れないように⾒守る⼈形道祖神で数百年の歴史があります。ドイツから卒業旅⾏で湯沢に来たトーア君も体験、懇親会にも参加して盛り上がりました。
4/14 湯沢グランドホテルにて、佐藤湯沢市⻑の市政報告会が開催されました。当選から3年が経過しましたが、これまでコロナの影響で開催できませんでした。令和6年度重点事業を中⼼に説明頂きました。給⾷費の無償化や、保護者の就労などの保育事由が無くても通園できる「こども誰でも通園制度」など⼦育てに重点を置く佐藤市⻑の姿勢が伺われました。
今年度のスローガンは「過去最⾼業績への挑戦」としてあります。今期は例年よりも建築の案件を中⼼に繰越⼯事が多く、4⽉から繁忙な状況にあります。企業として⼤きく⾶躍できるチャンスであり、技術的にも成⻑できると考えております。これを踏まえて経営⽅針に「処遇改善」という⾔葉を盛り込んだ通り、今年は賃⾦体系を⼤幅に変更する予定です。
今年の春闘は⼤企業が5%を超える賃上げ率となり、この動きが中⼩企業にどこまで広がっていくのかが焦点となっています。⽇本商⼯会議所⼩林会頭は「賃上げに奇策はない。①⾃⼰変⾰をして⽣産性を上げそれから付加価値を上げる。②材料費の上昇分と賃⾦上昇を価格転嫁する。この両⽅をあわせて正のスパイラルに⼊っていくことが⼤事だ」と述べております。
⼀度上げた賃⾦を下げることは容易ではなく、先⾏きが不透明な社会情勢の中で賃⾦を上げることは企業にとって⼤きなリスクとなります。しかし「深刻な⼈⼿不⾜」「物価上昇による実質賃⾦低下」「国による賃上げ促進税制」などを考慮し賃上げを実施します。当然ではありますが、⼈事考課・査定は実施し、部⾨・個⼈の評価に応じて⾏うことはもちろんの事であります。
全社⼀丸となって「過去最⾼業績」を⽬指して参りましょう。皆さん!62期今年度も宜しくお願いします。
鹿島様
市政報告会