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不易流行vol.79

変わらないもの、
変わるもの

不易流行は和賀組社員へのメッセージです。
守るべきものは守り、変えるべきものは時代の変化とともに変革を積み重ねていく。
このことこそが企業存続と繁栄の礎であると心得え、不易流行、打つ手は無限、明朗愛和喜働を実践し、未来を見据えた事業活動に全社で取り組んで参ります。
稲盛和夫の著書「生き方」

今回のテーマ

 2022年8月24日、稲盛和夫氏が90歳で亡くなりました。7人の仲間と共に京セラを立ち上げ、京都の小さな町工場を世界的企業へ導き、KDDIを立ち上げ、2010年2月には、政府の要請を受け経営難に陥っていた日本航空会長に就任、わずか2年あまりで東証に再上場させるなど、まさに「経営の神様」と呼ばれるにふさわしい人でありました。
 今から40年ほど前のことになりますが、私は前職で京セラの社員と仕事をする機会がありました。当時は東京の事務所が八重洲ブックセンターの裏手にあり、良く訪問しては営業担当者と商談をした記憶があります。そのなかで今でも忘れられないほど感心したエピソードを紹介します。その彼曰く「うちの会社は新しい事業を立ち上げたいと声を上げ、プレゼンが認められればすぐにプロジェクトをスタートできるんです。でも赤字が許されるのは3年までで、4年目が赤字だとそのプロジェクトは解散させられます。」この話を聞いて京セラという会社は何と自由で風通しの良い会社なんだろうと思ったのものです。またこうも言っていました。「プロジェクトの損益上の原価には内部の社員全員の給与と福利厚生費はもちろん、上司に当たる幹部、さらには役員・社長の給与も人数割りで計上されます。さらにはこの八重洲の事務所の家賃と光熱費も使用している面積の割合で計上されます。」私はこの話を聞いて「ずいぶんと厳しい会社だよね」と言ったところ、その彼は確かに厳しいけれども理屈に合っているし信賞必罰でやりがいもあると言っていました。それがいわゆる「アメーバ経営」であることは数年後に知りました。
 アメーバ経営では「経営とは一部の経営トップのみで行うものではなく、全社員が関わって行うものだ」という稲盛氏の考えが貫かれており、組織をアメーバと呼ばれる独立採算で運営する小集団に分け、成長によって大きくしたり統合したりして会社を経営していきます。現在の当社でも部門別月次損益を出し毎月決算予測を出しているのは、同じような考え方によるものです。
 稲盛氏はまた多くの本も出版しております。何冊か読んでおりますが、以前「生き方」を読んで、胸がスッとし目の前の霧が晴れた、そんな記憶があります。皆さんも是非一度手に取ってみてください。人間として一番大切な事は何かを教えてくれます。

入社試験

2023年4月新卒採用求人に建築・土木をそれぞれ志望する高校生二名の応募があり採用試験が行われました。クレペリン・一般常識・面接と、二人とも緊張した様子でしたが一生懸命取り組んでいました。

和賀組の入社試験の様子

全国まるごと
うどんエキスポ

10月1日~2日、快晴のお天気に恵まれ、3年ぶりに開催され、多くの来場者で賑わいました。グランプリを獲得したのは「大阪カスうどん」で前回に続いての連覇でした。

全国まるごとうどんエキスポ

全国建設業労働災害防止大会

10月6日~7日「第59回 全国建設業労働災害防止大会 in 金沢」が開催。様々な新型コロナウイルス感染拡大防止対策がなされていました。

全国建設業労働災害防止大会
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ほぼ毎日開催中!! お子様連れの方も気軽にご参加ください!