秋田市には雄物川をはじめ、新城川・草生津川・太平川・旭川・猿田川・岩見川などが流れています。
河川のすぐ近くは氾濫時の水害リスクが指摘されているため、土地探しの際は少し離れたエリアを検討しましょう。ほかには、河川からやや離れていますが、秋田市役所周辺、泉南・泉中央、JR秋田駅周辺などのエリアも浸水する可能性があります。
また、天長地震、北由利断層地震による被害が想定されている秋田市。海に面している秋田市では、洪水に関する情報だけでなく津波ハザードマップのチェックも大切です。
津波により5m以上の浸水が想定されている主なエリアは、飯島・土崎港相染町・土崎港古川町・土崎港下浜町・土崎港御蔵町・土崎港穀保町・土崎港西・土崎港中央・向浜・寺内・新屋町など。そのほか、浜田の海沿いや桂根駅の西側も含まれています。
このほかにも浸水が想定されるエリアがあるため、家づくりをするときはハザードマップを細かくチェックしましょう。
万が一災害に遭ったときに役立つ、秋田市が行っている災害救済制度をご紹介します。
・市・県民税の軽減措置
・固定資産税の減免
・国民健康保険税の減免
・国民健康保険一部負担金の免除等
・国民年金保険料の免除
・母子父子寡婦福祉資金貸付金(住宅資金)
・一般廃棄物処理手数料の減免
・災害対策関連制度資金
・秋田市災害見舞金
・水道料金および下水道使用料(農業集落排水施設使用料、個別排水処理施設使用料を含む)の減免
災害が起こった場合、秋田市ではさまざまな救済措置・見舞金が受けられます。
ハザードマップをもとにリスクを回避できる土地での建築がベストですが、なかなかうまくはいかないものです。
そのため、災害に強い家づくりが大切です。
・盛土(かさ上げ)する
・高床にする(基礎を高くする、居住空間を2階にするなど)
・耐水性の高い外壁を採用する
・耐震性の高い家を建てる
・免震構造にする など
これらのほかに、秋田市は地盤が弱いので地盤改良により地盤の強度を高めることが必要となるケースもあるでしょう。
WAGA DESIGN BUILDでは耐震等級3の家づくりや構造計算、地盤調査を行っています。
土地の相談も受け付けてますので、土地探しの方や土地をお持ちの方のご相談もお待ちしております。