WAGA DESIGN BUILD

地盤①

地盤①

地盤のプロが解説!秋田市の地盤のすべて

全国各地の土地において約35%の土地が軟弱地盤のため、建築物を建てる際に地盤改良等の対策が必要と言われています。
我々ワガデザインビルドには、秋田県内で地盤改良工事を数多く行っている関連会社があり、その経験から地盤に対してより専門的な情報をブログにて提供していこうと思います。
そこで、今回から全2回に分けて、「秋田市の地盤の特徴」、「様々ある地盤改良工法の特徴」について解説していきます。
1回目の本記事では、秋田市の地盤の特徴、そして適切な地盤改良工事を行わない場合どうなってしまうのか解説していきます。

秋田市は地盤が弱い?!

まず我々が住む秋田県の中心地「秋田市」の地盤はどうなっているのか。一般的には「地盤が弱い地域」とされています。
上の図は、「地盤調査」を行い、地盤の強さを測定した結果を表しています。秋田市のほとんどの地域が「弱い地盤」と認定されています。
「弱い地盤」とは、どういった地盤を指しているのでしょうか?一般的には「地盤を形成する砂や粘土などが密実ではなく、重いものが乗っかると地面が沈下してしまう」地盤と、「地下水が溜まっており、地震などで揺すられる、または重いものが上に乗っかると水が噴き出し地面が沈下する」地盤のことを指しています。
秋田市周辺の地名に『泉』、『旭川』、『川反』、『川辺』などなど「水を連想させる地名」が数多くあると思ったことありませんか?これは一昔前まで、周辺に川や池などがあった可能性が高く、地盤にはその時の水が今も残っている場合があります。

適切な地盤改良工事をしないと大変なことに

秋田市が「比較的地盤が弱い地域」であることを認識して頂けたかと思いますが、もちろん適切な地盤改良工事を行うことで住宅や大きな建物を建てることができます。
しかし適切ではない地盤改良工事、または地盤改良工事自体を行わないで、住宅を建てた場合一体どうなってしまうのでしょうか?写真は阪神・淡路大震災で液状化により建物が大きく傾いてしまった写真です。ここまで大きく傾いてしまうと、もう住むことはできません。
「お家づくりにお金をかけたいから、地盤改良工事の費用を節約!」なんてことをしてしまうと、せっかく建てたマイホームが住むことができない「負の遺産」になってしまいます。
「大地震が起きなければ大丈夫!」というわけではありません。地震が無くとも、長い時間をかけて「徐々に徐々に建物が傾いてしまうケース」も数多くあります。

建物の傾斜による健康被害

また建物が傾いてしまうと体調に悪影響を及ぼします。
上の表は建物の傾斜による健康被害がまとめられております。1度に満たない角度でも建物、人体に悪影響を及ぼすことが分かっていただけると思います。
せっかくのマイホームが家族の健康を害するものになってしまっては、とても辛く悲しいですよね?

まとめ

いかがだったでしょうか?
傾いた建物を修復するのにかかる費用は、傾いた角度によりますが数百万円~数千万円程度の費用がかかります。
こんなことにならないためにも、お家を建てる土地の「地盤調査」そして必要に応じて「地盤改良」を行いましょう。
次回は「地盤改良」について「地盤改良工法の種類と特徴」をお伝えします!
NEXT
資産価値の高い家に

ほぼ毎日開催中!! お子様連れの方も気軽にご参加ください!